「転職回数多いですね。なぜですか?」にどう答える?
皆さんこんにちは。キャリアコンサルタントの中園久美子です。
このたび、ゴールドオンラインにて『それでも採用される転職面接の受け方・答え方』の特集が組まれることになりました。
■どんな応答をする?
「転職回数が多いですね。なぜですか?」といった質問をされると、あなたはどんなふうに答えますか?もしかしたら、ひとつひとつ理由を正直に答えるかもしれません。結果、前職の悪口みたいになってしまい、言った後に後悔してしまうかもしれません。あるいは、本音ではなく体裁のよい答えを見繕って答えようとしているかもしれませんね。
ただ、いずれも面接官が欲しい答えではありません。
面接で自分らしく前向きに対話をするにはどうすれよいのか。その辺りをポイントに本書はまとめています。言葉の意図や文章の構成を細かく分析し、どのように伝えれば面接官は納得するのかヒントが満載です。
■転職活動でのお悩み
転職活動は辛く苦しいもの。少なくとも私はそんな転職活動を行ってきました。
「どのように応募書類をまとめたらよいかわからない」
「伝わる志望動機をどう書けばよいかわからない」
「面接でどこまで話してよいかわからない」
「何でジャッジされるのかよくわからない」など、
キャリアコンサルティングをしていると、多くの方が転職活動の特に応募書類の書き方や面接の受け方にお悩みが集中しています。
最近では、中高年になって久しぶりの転職活動をするということもあり、今どきの面接スタイルやトレンドがわからないといった方も非常に多いです。
■令和の面接官が求めるもの
日本はいまや人口減少が加速化し職場は人手不足です。特に学生は売り手市場であり、内定者がよそへ行かないようにするために躍起です。
だからといって、やみくもに採用するわけではありません。そのため大切なのは、「自分は何ができるのか」「どのように貢献できるのか」「仕事への姿勢はどうか」といったことを「具体的」に言葉にすることが大切です。
あなたは自分のことを面接官に想像しやすいように「具体的」に表現できているでしょうか。
本書を活用しながら、「具体的」に表現するとはどういうことかを考えていただけると嬉しいです。