「リファー」を考えて気づいたこと
#国家資格キャリアコンサルタント #2級キャリアコンサルティング技能士
3月のきゃりトーク(talk)のテーマは「リファー」でした。リファーとは「ある専門家に訪れたクライアントを他の専門家に紹介すること」です。頻繁にあることではないのですが、大事なテーマです。きゃりトクのみんなで話し合ったことや気づいたことをまとめてみました。
■リファーをするために私たちがするべき3つのこと
1.知識の習得
まずは、 発達障害や適応障害といった障害についての理解、また これらの特徴や影響についての知識を深めることが大切です。それ以外の、例えば年金問題、ハラスメント、人権問題、生活保護、法律、税金といった、労働にまつわる周辺の知識もできる限り習得することが必要ですね。
2.リファー先の情報収集
地域の支援機関や信頼できる専門家のリストの作成、必要な支援を提供できる機関や専門家の情報を整理しておくことが重要です。またそのような方々との ネットワークをつくること、 他の相談員や専門家とのつながりを作ることで、より良い支援が可能になりますね。
3.コミュニケーションスキルの向上
そのためにも 相談者の気持ちや状況に寄り添い、安心感を与えるといった共感的アプローチが大切です。自由に話せる雰囲気作り、相手が答えやすい質問を投げかけることが大切なのではないでしょうか。加えて、リファーをする際、リファー先の専門家に状況を的確に伝える話し方、専門家と互いに連携するにもコミュニケーションは欠かせません。
■具体的な声掛けやセリフについて
・相談者の気持ちを尊重する声掛け
- 「今のご状況は改善できそうでしょうか。もし一人では難しいようでしたら~~」
- 「このようなお話は少し不安に感じるかもしれませんね。あなたのことを大切に思っているからこそ、お話をさせていただいています。」
・リファーへの声かけ
- 「お住まいの地域には、あなたに必要なサポートしてくれる機関があります。まずは一緒にその情報を見てみませんか?」
- 「あなたの状況について、もっと専門的なサポートが必要かもしれません。もしよろしければ私が信頼している専門家を紹介させていただくことも可能ですよ。」
- フォローアップの提案
- 「リファー先に行った後、どんなお話をされたのかぜひ教えてください。」
- 「もし不安なことがあれば、いつでも相談してくださいね。」
■キャリアコンサルタントが注意すべき点
まずは、相談者の状況を十分に理解することが重要です。事前にしっかりとヒアリングを行うことはキャリアコンサルティングの基本ですね。無理強いをせず、ゆっくりと丁寧に関わること、クライエントの意志を尊重する姿勢が大切です。
リファー先についてはご自身の眼で見て信頼性のある専門家や機関を選ぶことが大切です。またリファーをしたらその専門家と連携をとることも重要です。安易にリファー先を選ぶと、相談者が不安や不信感を抱くことがあります。評判や実績を確認し、適切なリファー先を選定することが求められます。
いずれにしても相談者のプライバシーを守ることは重要ですから、相談者の同意なしに情報を共有しないようにしましょう。
きゃりトークは月1回、キャリアコンサルティングに関するテーマをみんなで話し合う無料の勉強会です。ご興味ある方はぜひご入会くださいね。お待ちしております(^^♪
