こころに宿る黒い龍を大人しくさせるには

2018年04月17日

皆さまこんにちは!

アンガーマネジメントファシリテーターの中園久美子です。

先日久々に、キレそうになった出来事に遭遇しました。
私も随分とアンガーマネジメントで感情をコントロールできるようになったと思ったのですが、今回はかなりの衝撃で落ち着くまでにてこずりましたよ。

■怒りの感情をじっと見つめる

その出来事が起こったとき、そもそも怒りとは別の感情がぶわ~~と膨れ上がりました。

疑問・不安・不満・理不尽・期待・裏切られた・時間がない・あせり・自分の力不足などなど。

膨大な感情が自分のキャパをオーバーした感じ。

そのネガティブな感情が一塊の黒い暗雲となって私を襲った感じなのです。

ですから、もし怒り心頭になったとき、その黒い暗雲の中身はなんなのかをじっくりと観察してみることが大切です。

そうすることで、うっかり後悔する行動をしなくなりますし、本当はどうしてほしかったのかに気づくことができるからです。

■過去にとらわれない

いったん気持ちを静めても、ぐるぐると私の中を黒い龍のようにその感情は駆け巡りました。だから眠れない、夫に毒づく、胃が痛くなる・・・

すでにその時点で、それは過去のこと。

過去に起こったことをいまさら悔やんでも、もうどうにもなりません。

この龍のような感情を静めるために、昨日は前から行きたかったインテリアショップにいって、素敵なものを眺めながら心を落ち着かせました。

それから、食欲がなかったので、食べたいなぁと思っていたちょっと贅沢なお寿司をいただきました。

あぁ、やっと龍が静まった(笑)

■未来をみつめて

大事なのはここから先。

このようなとても嫌な経験をしたことをそのままで終わらせるのはもったいない!

だからこそ、そのことで学んだことをこれからどう活かしたらいいかを考えればよいのです。

二度とこのような状況にならないためにはどうしたらいいか。

自分のなかにある龍を目覚めさせないためには、どんな準備をしたらいいかを考えるのです。

未来に気持ちを向けると、いつまでも過去に引きずられることなくポジティブ志向になれますよ!