キャリアコンサルティング技法を学ぶ
先日、東京で「キャリアコンサルティング技法<中高年>」を受けてきました。
長年同じ企業で務めている50代以上の正社員の今後のキャリア形成についてどんな技法を使えばいいかを身につける勉強会でした。
■中高年の現状
同じ企業で長年勤務してきた正社員ですから、これまでの人生設計同様に、これからも自分のキャリアをしっかり考えているのではと考えてしまいます。
実は、現状はそうではありません。
長年ひとつの企業に勤務していたということは、他の企業の現状を知らないということ。
町内会での付き合いを知らないということ。「自分で自分のキャリアを考える」という経験をしたことがないということなんです。
つまり、定年退職後のことを今から考えておかないと、これから来る異文化での生活でさまざまなキャリアショックを受けてしまいかねないということなのです。
■中高年が準備しておくべき3つのこと
これまでがむしゃらに会社のために働きてきたあなた。
家族のためにも頑張って働いてきたあなた。
それなのにあなたの会社は、あなたの定年退職後については何も考えてくれません。
答えは簡単です。
なぜなら、あなたはもうその会社の一員ではないからです。
そのために、今から準備しておくことは3つ。
- マネープランを考える
- 自分をどう活かせばよいかを考える
- 健康管理をする
■死ぬまでの時間をどう生きるか
60歳定年で仕事人生を終えたとしても、この先悠々自適に暮らせる人はひとにぎりです。
この先、70歳までの10年間もひたすら働かなければ、残りの人生は火の車なんです。
そのためにも、まずはマネープランから始めませんか。
そのうえで、これまでの経験から自分の強みを紐解き、自分の強みを活かした仕事に就くことが、今後の人生を豊かに過ごす秘訣なのです。
それから、長く働くための健康管理も並行して行いましょう。
死ぬまでにどう充実した時間を過ごすか。
定年退職が現実を帯びた今だからこそ考える必要があります。
じゃあ何から始めればいいの?
そのために必要なのがキャリアコンサルティングです。
あなたのこれからのかけがえのない人生を、一緒に考えるのがキャリアコンサルティング。
早ければ早いほどリスクを回避できる戦略を考えられますよ。