フォーカシングを学びました
2020年10月19日
キャリアコンサルタントの皆様こんにちは!
キャリアコンサルタントの中園久美子です。週末は、ZOOM講義で、有名な池見陽先生のフォーカシングについて学んできました。
■フォーカシングとはなにか
フォーカシングとは、クライエントが言葉にできない「・・・」といった心の揺らぎに自らフォーカス、探索できるよう支援をする関わりのことを言います。(間違っていたらご指摘くださいね)
そのため、私たちカウンセラーは絶対傾聴の態度でクライエントの話を聴く必要があるのです。
■絶対傾聴とはなにか
普段、カウンセラーやキャリアコンサルタントは、聴く姿勢として「傾聴」を学びます。ここではその傾聴に「絶対」という言葉ついています。なんだかゆるぎない!って感じがしますよね~。とはいえ、それはとてもシンプルです。
- 相手の話を、興味を持って聴く。
- 感情についてリフレクションする。
以上です。
とてもシンプルなだけに、ゆるぎない感じ。今さらながら、クライエントの話をただただシンプルに聴くことこそが、クライエントにとってはとても必要なことのように思います。
■カウンセラーがやってはいけないこと
フォーカシングを学んで感じたことがあります。それは、クライエントのためによかれと思っていろいろ策を講じてしまうことです。
クライエントにとって最強の解決策は、自分自身で考えることなんです。考えられるように仕向けることがカウンセリングなのではと思います。
今まで考えられなかったのが、ちゃんと解決できるように解決できるようになる!ってすごくないですか?
そのためにも、私たちは余計なことはしないのがよいのだなあと、しみじみ感じた2日間でした。