大切なのは敬意を忘れないこと

2020年06月10日

急に暑くなってきましたね。
ウイルス対策プラス、熱中症対策もそろそろ必要ですね。

■インターン(実習)

さて今週末、映画「マイ・インターン」を観ました。

ロバートデニーロ演じるベンが70代のシニアインターンとして、ファッションサイトのスタートアップの社長アンハサウェイ演じるジュールズの元で働き、世代を超えた友情を育むストーリー。

とにかく主演の二人がキュート。詳しくはぜひ映画を観て確認してほしいと思います。これからインターンにチャレンジする方にはもちろん、世代の離れた方との関わりに勇気がもらえるオススメの一本です。

■世代が違うと共感できない

就活で何が大変か、というと気楽な同世代以外の慣れない年上の人、それも場合によってはご両親や祖父母と同年代、なんて大人の方々とコミュニケーションをとることではないかな?と感じますがいかがでしょう。

どのような関係性においてももちろんですが、特にこの世代が違う、同世代のようになんとなく黙っていても共感出来る土台がない場合で特に大切なのが、「敬意」だと思います。

「敬意」「尊敬」「リスペクト」、それらは圧倒される肩書きの方にヘコヘコするのとは当然ながらまったくの別物。表面的に敬語を上手に操ることでもなければ、もちろん崇拝でもない。

相手と自分を対等なステージに乗せながら、その違いを理解しようとして、心から認める。

そんなあり方ではないのかなと私自身は思っています。

■「敬意」をもって接する

そういった意味では、この映画の中でのロバートデニーロには目をみはる素直さで、今までの経歴を脇に置いて、実に敬意溢れる態度でアンハサウェイを支える姿が非常に魅力的に映りました。

自分より若い方と接する機会が多いと、ついいつでも「教える側」にいて当然、となるのではと危惧しています。私自身、若い方から積極的に学ぶ姿勢を忘れずにいようとこの映画を観て、決意しました。

就活に取り組むみなさまも、せっかく様々な社会人との接点を持つ機会ですから、「敬意」を持って出会う方から多くのことを吸収していってほしいと思います。