技能士2級合格のための勉強方法
2020年10月15日
■学科について
学科については、もうすでに過去問にトライしている人も多いと思います。過去3回分の問題をダウンロードし、計画的に実施しましょう。そのとき、時間をとって問題をするのではなく、問題の模範解答を覚えるところから始めた方が合格に早く近づきます。覚えた後は、一度時間を計ってリトライしてみるといいですね。
また、何度か学科をやっていると、得意分野、苦手分野がわかってきます。得意分野はミスのないように整理をしておき、苦手分野はポイントを絞って覚えるなど、メリハリをつけながら学習しましょう。
■論述について
論述については、まずは信頼できる指導者に一度添削をしてもらいましょう。なぜなら問題のとらえ違いをしているかもしれないからです。問題のとらえ違いをしてしまうと、いくら一生懸命解いても、畑違いの答えを書いてしまうことになるからです。
添削をしてもらったら、過去問を含め、さまざまな問題にチャレンジしてみましょう。ただ、回答だけ意識していても、よりよい回答は書けません。実技を常に意識しながら、現実的でクライエントに寄り添った文章を考えてみましょう。
■ロープレについて
ロープレもまた、信頼できる指導者に一度見てもらうとよいですね。できれば1級保持者がおすすめです。指導的ではなく支援的な指導者を選択しましょう。あなたの強みを活かし、あなたと一緒に考えてくれる指導者でなければ、あなたのスキルは伸びません。指示的、指導的ではなく、支援的で寄り添ってくれる指導者だけが、あなたを合格に導きます。
また、逐語録を毎回作成するのもお勧めです。逐語を書き、ひとつひとつの文言は何を意図して行ったのかを分析しましょう。分析することで、逐語全体の構造を把握することができます。構造が手に取るようにわかると、ロープレは合格です。