行動しながら考える

2020年05月29日

■このテーマを選んだ理由

私は現在、キャリアコンサルタントとして、多くの相談者のキャリアに関するお悩み解決を職務としています。「キャリアコンサルタント」という職業も最近では認知度も高くなってきましたが、まだまだ社会のインフラになるにはもっと頑張らなければと思っています。

私が経験したご相談の多くは、転職のお悩みです。

「どんな仕事がいいかなあ」

「どんな仕事が向いているの?」

「どんな働き方が幸せかなあ」

そんなキャリアに関するなかで、一番求められたのが「履歴書・職務経歴書の書き方」なのです。

■今何をしているかを把握する

これは私にとってとても意外でした。

なぜなら、中長期の自分のビジョンをしっかりと構築することが大切だと思っていたのですが、相談者の多くは、明日応募するための応募書類に困っていたからです。

私たちは、生きていくうえでさまざまな問題に直面します。その問題を解決するために、どのような課題があり、どのような手段でその課題を乗り越えるか選択していかなければなりません。

そのうえで大切なのは、「目的」「課題」「手段」を頭の中で整理することです。

ゴールに向かってちゃんと結果が出せているか

この課題がクリアできれば、次はどのステップに行くのか

この手段は妥当か

ひとつひとつの要素をしっかりと吟味することが、ありたい自分にたどりつくための近道なのです。

■行動しながら考える

とはいえ、吟味にあまり時間をかけすぎても、ありたい自分にたどり着くことはできません。

私たちがやるべきことは、「まず行動する」「そして考える」です。

行動するうちに、考え方もどんどん変化します。

変化するということは、適応しつつあるということ。

時間の流れとともに、私たちは変化しないと時代や自分の成長についていけません。

そのためにも、行動しながら考えることをぜひやってみてくださいね。

まずこの本を手に取っていただき読んでみる。

読んだうえで、どのように行動するのか考えてみてはいかがでしょうか。