誰かに電話をするだけで
皆様こんにちは!キャリアコンサルタントの中園久美子です。先日初めて、電話相談員というのを経験させていただきました。
■電話相談員ってなあに?
産業カウンセラー協会からの依頼で「働く人の電話相談」の担当を1日だけ行いました。こちらは、九州全域で実施したもので、無料でお悩みをお聴きするものです。
当日も、ひっきりなしにご相談が寄せられました。皆さんが日頃から様々なことで悩んでおられるのだなあ、私も頑張らなければと感じた一日でした。
■どんな相談があったの?
詳しい内容はもちろんお話するわけにはまいりません。なぜなら、私たち相談員には守秘義務というものがあるからです。とはいえ、仕事のご相談というよりは、ほとんどが職場での人間関係のお悩みでした。
仲間はずれ、いじめ、悪口、仕事のやり方、モラルの問題、ハラスメントなど、それはそれは大変な状況のお話ばかり。私もお話をお聴きしているだけで、なんだか胸が苦しくなってしまいました。
■誰かに話を聴いてもらうということ
誰かに話をすると、すっきりします。なぜかというと、心の中にたまったものを外に吐き出すことができるからです。「話す」は「離す」「放す」とも言われます。心の中にある嫌な気持ちを誰かに話すことは、手離すことにもなるからすっきりするのです。
■相談することのリスク
ご相談者の多くは「周りに相談できる人がいない」「話してもわかってもらえない」「なんだか逆に説教されてしまう」「誰にも言わないといったのに口外されて信用できない」と訴えられます。
キャリアコンサルタントやカウンセラーはその点においてはプロフェッショナルですので、口外は絶対にしませんし、あなたのお話をとことんお聴きします。説教なんてしません。
むしろあなたのこれまで頑張ってきたことをしっかりと受け止め、あなたがあなたらしくいられるように関わります。そのためにも、お悩みで押しつぶされそうになったときは、キャリアコンサルタントかカウンセラーにご相談していただきたいのです。
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